池田脳神経外科TOP > 院長コラム:骨粗鬆症について(3)

院長コラム:骨粗鬆症について(3)

骨粗鬆症について(3)

骨粗鬆症の薬は、通常の薬と内服方法が異なる薬も多くあります。そのため、安全でしっかりと効き目がでるように決められた内服方法で内服していただいたり、一緒に内服すると効果が落ちる薬もありますので、医師・薬剤師が指導しております。

骨粗鬆症の薬は大きく2つに分かれています。

Ⅰ) 骨の破壊を抑える薬

(1)ビスホスホネート剤 (2)選択的エストロゲン受容体作働薬(SERM) (3)カルシトニン剤

Ⅱ) 骨の材料を補う薬

(1)カルシウム剤 (2)活性化ビタミンD3剤 (3)ビタミンK2剤

上記の薬剤の中で代表的な薬剤でもあるビスホスホネート剤活性化ビタミンD3製剤について説明します。

●ビスホスホネート剤

骨からカルシウムが溶け出すのを抑制し、骨密度を増加させる働きです。朝食前に服用し、服用後30分は横にならないことや飲食は控えないといけません。代表的な薬剤を呈示します。

院長コラム:骨粗鬆症について(3)

●活性化ビタミンD3剤

腸でのカルシウム吸収を促進させ、骨量低下を抑制し骨折頻度を低下させます。カルシウム摂取不足、胃腸の手術後などの患者さんに使用されます。代表的な薬剤を呈示します。

院長コラム:骨粗鬆症について(3)

これらの薬剤を使う事以外に、日常生活で骨粗鬆症の予防や進行を抑えるために下記のことに気をつける必要があります。

  • 食事はバランスよく摂取する。
    (カルシウムやビタミンDを積極的に摂取する。)
  • 日光浴をする。
    (カルシウムの吸収を高めるビタミンDは日光浴によって皮膚でも作られます。)
  • 適度な運動を心がける。
    (運動すると骨を作る細胞の働きが活発になります。)