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院長コラム:耳鳴り(3)

耳鳴り(3)

前々回から耳鳴りについてお届けしております。1回目は、耳鳴りがおこるメカニズムを中心に、2回目は、耳鳴りがおこる疾患について少し掘り下げる形でお伝えしました。今回は耳鳴りの際に行う問診や検査についてお伝えいたします。

●問診

  1. 耳鳴りの部位(右耳・左耳・両耳・耳の奥・むしろ頭の中 etc.)
  2. 耳鳴りの音(シャーシャー・シーシー・ジージー・ザーザー/心臓の拍動と同じetc.)
  3. 高い音か低い音か
  4. 済んだ音か濁った音か
  5. 耳鳴りの大きさ
  6. 耳鳴りの持続時間(1日中・夜だけ・静かなとき・何かをしているときetc.)
  7. 日常生活の支障度

問診の際には、これらの(1)~(7)の問診内容が大変重要な情報を与えてくれます。ですので、できる限り症状を詳細に記録して、医師に相談することが大事になります。

●検査

  1. 純音聴力検査(耳の聞こえを調べる検査・オージオグラムと呼びます。)
  2. ピッチマッチテスト(耳鳴りの音と検査器械の音を比べて調べる検査です。)
  3. ラウドネスバランステスト(耳鳴りの音と、装置から出る音を聞き比べて音の大きさを判断する。)
  4. ABR検査(聴性脳幹反応・音をだしてそれに対する脳波をみる検査)
  5. CT・MRI・レントゲン
  6. 採血

これらの検査を組み合わせて耳鳴りの原因を究明していくことが大切なことになります。(1)から(3)の検査は主に耳鼻科で行う検査です。

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